
血液検査〜糖尿病関連
- 糖尿病に関する血液検査について
- HbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)
- 血糖値は、ほんの数日の運動や食事制限などで下がります。それに対しHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)は2ヶ月間の血糖状態を示すため、糖尿病の診断や病気の経過を見るのに役立ちます。7%を越えると糖尿病合併症の進行の危険があります。
正常値は男性・女性とも:4.3 〜 5.8 % - FBS(空腹時血糖)
- FBSとは空腹時の血糖値のことで、糖尿病の診断に用いられます。食事をした後は血糖値が上昇するため、食後8時間程度の血糖値を測定し、より正確な診断を下すのに役立てます。
正常値は男性・女性とも:70〜109 mg/dl以下 - GTT(ブドウ糖負荷試験)
- GTTとは、より正確な糖尿病の診断に役立てるため、ブドウ糖を飲み、その後の血糖値の変化を見る検査です。ブドウ糖を飲んだ後に上昇した血糖値が2時間後200 mg/dlを越える場合は糖尿病が疑われます。
正常値は男性・女性とも:2時間後140 mg/dl以下