内科・血液内科 浜松市南区鼡野町にある 井原内科クリニック のホームページです
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血液検査〜電解質

  • 電解質に関する血液検査について
  • Na(ナトリウム)
    血中陽イオンの90%以上はナトリウムです。体内の水分補助や浸透圧調整を行います。ナトリウム値は下痢や嘔吐、浮腫など水代謝異常が診られる場合に検査します。脱水症状を起こしているときや急速なナトリウム含有輸液で上昇することがあり、逆にSIADHというホルモン異常や利尿薬の使用、嘔吐、下痢で低下することがあります。
    正常値は男性・女性とも:136mEq/l 〜 141mEq/l
    K(カリウム)
    カリウムはナトリウムとは反対に主として細胞内液に多く存在します。神経や筋肉の興奮性、酵素反応、糖・タンパク代謝に関与し、特に心筋の働きに大きく影響を与えます。嘔吐や下痢による喪失や腎臓からの排泄促進で低カリウム血症をきたします。コーヒーやビールなど利尿作用のある飲み物を多く飲む人はカリウムが不足しがちなので注意が必要です。
    正常値は男性・女性とも:3.6mEq/l 〜 5.0mEq/l
    Cl(クロール)
    クロールは血中の陰イオンの多くを占めます。人体へは食塩(NaCl)の形で摂取されます。血液検査ではナトリウム濃度とのバランスが重要な判断材料になります。
    正常値は男性・女性とも:98mEq/l 〜 109mEq/l
    Ca(カルシウム)
    カルシウムは体内に最も多く存在するミネラルで、99%以上が骨や歯の形で貯蔵されています。血中に存在するカルシウムはイオン化することで、神経や筋の興奮性、血液凝固、細胞膜機能、酵素の活性化、ホルモン分泌などの生理作用を担います。血液検査では内分泌疾患、骨代謝異常などの検査に利用されます。
    正常値は男性・女性とも:8.5mg/㎗ 〜 10.2mg/㎗
    IP(無機リン)
    リンは体内ではカルシウムに次いで量が多いミネラルです。体内では85%が無機リンとして骨に存在し、カルシウムと結合しています。ただし、無機リンには生理作用とは直接的な関係がないため、主に血液検査ではカルシウムとの関連性を調べる目的で内分泌、骨代謝異常の有無を検査します。カルシウムとリンの代謝及び排泄は一部腎臓で調整されているため、腎臓のろ過量が減少するとリンの検査値が上昇します。しかし、カルシウム値はリンほど影響は受けません。
    正常値は男性・女性とも:2.4mg/㎗ 〜 4.3mg/㎗
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